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塗床に滑り止めの効果はあるの?気になる塗装の裏側を詳しく解説


 

コンクリートだけではひび割れのリスクがあるため
工場やショッピングセンター、学校などの床は「塗床」が施工されています。

 

清潔感もあり美しい見た目に仕上がる塗床は、労災を防ぐためにも必要な施工です。
この記事では塗床の滑り止めに関する効果に注目して詳しく解説します。ぜひご一読ください。

 

塗床の施工は大きなメリットがある

工場などを中心に施工がなされている塗床ですが、コンクリートの工事に上乗せを行う形で施工が行われています。
つまり、コンクリート工事に塗装工事を追加する必要があるため、単純にコストはアップする工事です。

 

企業経営を行っていくにあたって、工場の施工に関わるコストが上がってしまうことは本来避けたいはずですが、

塗床の施工にはメリットがあるため積極的に導入されています。

 

では、施工にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

塗床のメリット:耐久性がアップ

コンクリートの施工だけの場合、工場の振動や人の往来の重みで次第にひびが入ってしまうことがあります。

すると、コンクリートの床としての耐性が落ちてしまうのです。

 

初期の段階から塗床の施工を行っておくことで、実は長期的にはコンクリートの床を長持ちさせることにつながるので

コストダウンの効果があります。

 

塗床のメリット:色を変えることで安全性が高まる

塗床は工場以外にも、学校や病院でも施工が行われています。

床と壁の色を明確に変えることで視覚に変化が生まれ、安全性を高めることが可能です。

 

また、コンクリートはグレーを基調にした色ですが、塗床の施工で白色にすることで、

スーパーや病院など清潔感を求められる場所をきれいに仕上げることができます。

 

色は人の印象に大きく残るため、戦略的に塗床の色を変えることがおすすめです。

 

塗床のメリット:滑り止めの効果がある

塗床はつなぎ目がない施工ができるため、つるりとした印象の床に仕上げることができます。

すると、ここで1つ疑問が浮かびます。「塗床は滑りやすいのではないか」という疑問です。

 

結論から言うと、塗床は施工方法に工夫をきちんと施せば、滑り止めの効果を強化させることができます。

滑り止めの効果がある成分を含めて施工を行うことで、

平面でフラットな塗床ながら滑りにくく安全な床に仕上げることができるのです。

 

コンクリートをカバーしつつ、作業者の身を守る効果もあるため多くの工場などですでに導入されています。

 

塗床の滑り止めとはどんな工事が行われているの?

ショッピングセンターや百貨店などの入口は、

塗床の施工が行われているにも関わらず、滑る印象は少ないと思いませんか。

 

雨や雪のような環境の日でも多くのお客様を安全に迎えるために、

塗床の滑り止めの施工が行われているからなのです。

 

では、滑り止めの工事にはどんな工事が行われているのでしょうか。

 

小さなくぼみを使う

塗床の滑り止めを施工する際には特殊な液剤を使って滑りやすい床材に小さなくぼみを作ることがあります。

 

極小の凹凸を床面に生じさせることで足裏との接着の際に隙間が生まれ、滑りにくくなるのです。

本来は滑りやすい状態の塗床もこの工程をプラスすることで安全性の高い塗床に進化します。

 

経年劣化し傷んできた塗床の再塗装時にもおすすめされている施工方法です。

水の表面張力を活かしており、実に科学的な施工方法です。

 

骨材を使う

塗床の滑り止めにおける代表的な施工方法は、骨材を使用する方法です。

骨材は汎用性の高い素材で、塗床用の塗料にも頻繁に利用されています。

 

骨、という字が使われているので一瞬驚く方もいらっしゃるかもしれませんが

骨剤とはコンクリートの材料に使われているもので、砂や砂利、砕いた石のことです。

 

実際の生き物の骨ではないのでどうぞご安心ください。

この骨材はザラザラとした素材なので、塗料に混ぜたりすることで滑りにくくする効果があります。

 

そこで、次に骨剤による滑り止めに関してご紹介しましょう。

 

骨材使って防滑の効果を高めよう!

塗床を滑りにくくするにあたっては、以下のように賢く「骨材」を使う方法があります。

 

骨材を塗料に混ぜる施工

塗床は先にご説明の通り、塗料を床に施行する方法です。

 

塗料の中に滑りにくい素材を最初から混ぜておくことで、塗料の中に凹凸を作り出す手法で、

通常の塗装時間とほぼ同様の時間で施工が完了します。

 

とっても簡単に塗床に滑り止めの効果をもたらすことはできますが、

骨材に重みがあり過ぎるとぼこぼこ穴が大きく目立ってしまいます。

 

一見混ぜる施工は簡単に思えますが、テクニックが必要な施工方法ですので注意が必要です。

 

後から骨材を撒く施工

塗料にダイレクトに骨材を混ぜてしまうのではなく、塗料の施工後に骨剤を上から撒くことも1つの施工方法です。

 

こちらも一見簡単な工事内容に感じますが、均等に撒かなければ仕上がりにムラが発生してしまいます。

十分にテクニックや施工実績のある業者に依頼をすることが大切です。

 

また、塗料にマッチングする骨材を選ぶ必要があります。

骨材選びが仕上がりを大きく左右してしまうので十分に注意しましょう。

 

骨材を混ぜてある塗料を使って施工

最後にご紹介をするのが、骨材が混ぜてある塗料による施工です。

 

この方法はすでに塗料内に骨材が混ぜた状態で販売されており、骨材が重すぎるなどの心配が不要です。

防滑工事の中でも一番速乾性が優れています。

 

スピード感のある施工をお求めの場合に最適な施工方法です。

 

塗床向けの骨材にもメリット・デメリットがある?

塗床に滑り止めの塗装を行うことで転倒防止の効果もあり、労災を防ぐことができる骨材ですが、

実は素材にも色んなタイプがありそれぞれメリット・デメリットがあります。

 

施工によく使われているプラチップを例にご説明すると、手軽さもあり施工がしやすい骨材なのですが

摩耗に弱いため劣化しやすいという側面があります。

 

しかし、プラチップ自体は耐油性も高く工場内の施工に向いているとも言えます。

 

しかし、塗り直しが必要であるコストを踏まえると、

大規模な塗装に使う場合には別の素材を検討した方が良いケースもあります。

 

骨材1つもコストには影響してしまうので、十分に検討してプロのアドバイスを受けながら決めるようにしましょう。

 

まとめ

さて、今回は滑り止めの視点から塗床に関して詳しく解説しました。

ツヤがあって滑りやすい印象の塗床ですが、ご紹介の通り滑りにくくする工事方法があります。

 

工場や病院などはもちろんのこと、施設の出入り口などでご不安がある場合には

是非早めに塗床の滑り止めの工事を検討しましょう。

茨城市の塗床・防水工事・塗装は「株式会社AIM」にお任せ ください。


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