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塗床の施工手順とはどんなもの?施工完了までを解説します


 

みなさんは塗床が施工されている場所を見たことはありますか。

塗床はさまざまな場所に施工されており、私たちの暮らしに身近な存在です。

 

でも、すでに完成している状態でしか見ることが無いですよね。

そこでこの記事では、塗床工事の施工手順について、開始から完了までを詳しく解説します。

 

ぜひご一読ください。

 

塗床工事はどんなところに施工されている?

工場の床の安全性を高めるために施工されることが多い塗床工事ですが、主にどんな場所に施工されているのでしょうか。

塗床工事は精密機械の工場や食品加工工場、医薬品の製造工場等色んな工場で施工が行われています。

 

工場だと塗床を見る機会は少ない…と感じるかもしれませんが学校や病院、意外なことにプールサイドも塗床工事が実施されています。

清潔さを維持する必要がある場所で多く施工されているのも塗床工事の特徴1つです。

 

では、工事の主な特徴について食品工場を使って解説します。

 

食品工場の塗床工事例とは

塗床工事はコンクリートの下地の上に、塗装工事を実施するものです。

丁寧な塗りの工程を実施することでコンクリートのひび割れを防ぎ、長持ちさせる効果があります。

 

また、塗装を行うことにより掃除などの衛生管理がしやすくなるという特徴があります。

食品工場の床に実施する場合、塗料には水や熱に強い種類がセレクトされています。

 

よく食品加工に利用されているのは「ウレタン塗床工事」です。

ウレタン系の塗料は熱や水に強いという特徴がある他、低予算での施工も実現可能です。

 

このように工場の用途に合わせて塗料選びが慎重に行われています。

 

この項では食品工場を例に紹介しましたが、精密機械の工場などでは低予算で耐摩耗性にも強みを発揮しているエポキシ系塗料も頻繁に使われています。

 

塗床工事において重要な過程とは

塗床工事において大切な過程の1つが「塗料選び」です。

塗料には色んな種類が存在しており、特徴も異なります。

 

例えば、ウレタン系塗料などシンプルな塗料は工場などで頻繁に登場する塗料ですが、ガラス混でデザイン性も高い塗料は工場ではなく、カフェやショッピングモールの床、マンションやアパートの共有部分フロアなどに採用されています。

 

塗料選びは工場や建物の用途によって変えるものですが、美観にも影響します。

特に商業施設における塗床工事はデザイン性を追究することも重要です。

 

塗装を実施する前にはデザイン性を追究する可能性も含めて塗料選びを実施しましょう。

 

塗床工事の施工の工程を知ろう!工程順に解説

塗床工事は一体どのような工事が行われているでしょうか。

ここからは施工の工程を詳しく解説します。

 

まず、塗床工事の施工はその他の建設や塗装の工事などと同様に、打ち合わせからスタートします。

 

打ち合わせ

塗床工事は先に解説のとおり、建物の用途や工場などにおける作業内容、美観の希望などを踏まえてから塗料を選び施工を実施する必要があります。

 

そのため工事をスタートする前には念入りに現地調査や施工主の方へのヒアリングが実施されています。

現場によっては新規の塗床工事もあれば、現在既に塗床が施工されている場所を再度塗装する工事もあります。

 

要望を聞き取り、場合によっては下地の状態にするために現在の塗装を剥がす必要もあるので、丁寧に必要な作業を検討した上で立案を行います。

 

搬出や養生

塗床工事の中でも再塗装を行うリフォームの工程の場合には、現在搬入されている機器類などを搬出し、スッキリとした状態にします。(機器を残したまま一部補修を行うケースもあります)

 

搬出が難しい機器類の場合には、外壁塗装時などと同様に養生を行います。

食品工場などの場合には動かせない重量級の機器が多いので養生を行って塗装を行うことが一般的です。

 

下地作業

養生を終えると本格的な工程に移行します。

 

新築の建物の場合にはストレートにそのまま塗装を行いますが、再塗装の工程の場合には既存の床に処理してある塗装と下地を剥がす工程が必要です。

 

もちろん、手作業でめりめりと剥がす過程ではなく専用の機会で下地ごとに剥がす工事を実施します。

この工程は粉じんが発生することが多いので、必ず養生後に実施されている工事です。

 

剥がす過程が終わると、再度美しい塗床を目指した下地の作業が行われています。

この工程はプライマーと呼ばれており、建築工事で幅広く実施されている下塗り塗料のことです。

 

塗装の工程でトップバッターを担っています。

 

下塗り

下地が終わると下塗りの本格的な過程が始まります。

床材に塗床材を丁寧に広げていく過程です。

 

下地に削れている箇所が多い場合には丁寧に平面化する作業を進めます。

補修の場合には機器の振動による影響も多いので補修を実施した上で塗装を行います。

 

塗装によってはムラが起きてしまっているケースも散見されますが、これは下地の処理に問題があった可能性があります。

 

上塗り

下塗りの工程を終えると、次に上塗りの工程に進みます。

上塗りの工程は塗料の種類によって回数が変わりますが、基本的に2回の工程で行われることが多くなっています。

 

上塗りの工程を行うと、最後の仕上げの工程に移行します。

 

仕上げ

最後に仕上げの工程に進みます。仕上げはトップコートによる施工を実施します。

艶のある美しい塗床の秘訣はトップコートなのですね。

 

工場などの床は艶っぽいのですが、塗料の劣化を防ぐ効果があります。

 

塗床の工程は長持ちさせる秘訣

塗床工事は以上のように何度か塗りを重ねる作業を実施しています。

この工程は美しい仕上がりを完成させるだけではなく、長持ちをさせるための工事でもあります。

 

また、光沢のある仕上がりを維持することで、床は清掃しやすくなります。

履き掃除・拭き掃除はもちろんのこと、水を使って床掃除をする際にも塗床工事行っておくことがおすすめです。

 

コンクリートのままだと水をふんだんに使うとしみ込んでしまい、床を傷ませる原因となってしまいます。

塗床工事を行うことは建物全体を守る効果もあります。

まとめ

この記事では塗床工事の施工手順を中心に、塗料の重要性なども解説いたしました。

塗床工事はあまり普段目にする機会がないですが、この記事をきっかけに関心を深めていただけたら幸いです。

 

塗床は工場の使用用途や美観目的などを丁寧にヒアリングした上で施工を実施する必要があります。

現在ご検討されている場合には、是非お気軽にお問い合わせください。

 

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