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塗床の色選びを考えよう!色選びのヒントや施工例を解説


 

工場などの床面を観察したことはありますか。

工場や病院、大型のショッピングモールなどの床は、綺麗に「塗装」がなされています。

 

この状態は「塗床」と呼び、床面を強化する効果のある施工です。

実はこの塗床、色を選んで塗装をすることができます。

 

今回は塗床における「色選び」に注目して解説します。

 

塗床とは一体どんな工事内容ですか?

みなさんの生活圏内には、おそらく大型の病院やモール、工場などの施設が何かしら存在しているのではないでしょうか。

こうした施設の床は美しく塗装されている状態が多く、この状態を「塗床」と言います。

 

では、塗床とは一体どんな工事内容で行われているのでしょうか。

塗床工事はその名にあるように塗装を塗る工事なのですが、単純にコンクリートの上を塗装するだけの工事ではありません。

 

コンクリートの上を下地処理し、その上から何度か塗装を重ねることで仕上げる工事なのです。

下地処理を行わないとコンクリートの表面にある凹凸がカバーできず、ぼこぼことした塗床になってしまいます。

 

そのままの状態ですと作業者の効率も落ちますし、工場などの機器の設置も非常に不安定な状態になってしまいます。

塗床王子は下地の工程を入念に行うことで美しい仕上がりへと変化してくれるのです。

 

新規の工事はもちろんですが、再塗装の工事の際にも下地処理は再度行い、綺麗に施工をし直すことが重要です。

 

塗床工事は床を強化した環境が求められる場所で導入されている工事であり、非常に多くの建物内の床に施行が実施されています。

 

塗床工事にはどうして色も重要なのですか?

塗床工事の基本は下地処理にあるのですが、塗装においては色選びも重要視されています。

でも、工場やモールの床などの色に、普段から気を配っている人はおそらく少数ではないでしょうか。

 

しかし、だからこそ色選びが重要とも言えます。

違和感のない塗装や、あえて違和感のある色を塗装することにより、塗装に意味を持たせることが可能なのです。

 

では塗装の色が持つ意味とはどんな内容なのでしょうか。

次に詳しく解説します。

 

塗床工事の色が持つ特別な意味とは?

塗床塗装に使う塗料には色んな種類の塗料がご用意できます。

では、塗料に使う色にはどんな特別な意味があるのでしょうか。

 

今回は利便性が追及される工場の塗床の施工例から考えてみましょう。

 

工場は「作業が目的」の空間です。ショッピングモールはお買い物、病院は、治療や通院、回復が目的ですが、工場においては作業効率が重視されます。

 

また、作業に携わる人間の安全も守る必要があります。

工場では強力な薬品を使う場合もあれば、振動が激しい機械を稼働させ続ける必要もあります。

 

加えて、火や水を積極的に使うような工場もあります。

工場はその他の施設と比べると、危険を伴う設備をたくさん稼働させる必要があるのです。

 

そこで、工場における塗床にも作業効率をアップさせるもの、そして安全性を高めるものが求められることになります。

 

しかし、工場におけるその作業内容は当たり前ですが工場によって異なります。

そこで、色そのものが持つ効果をヒントに色が選ばれることになります。

 

色の持つ意味を知ろう

色の持つ効果、とは実は多彩です。

塗装のお話からはちょっと逸れますが、色には色んな効果があり、カラーコーディテートに関しては資格も設けられているほどです。

 

色が人に与える影響には色んな内容があります。

例えば、青色を創造してみてください。空やクール、爽やかな印象をイメージしやすい色ですね。

 

対照的に赤色は暖色であり、火や熱をイメージしやすい色です。

この効果は実は塗床の塗料選びにも応用できる考え方です。

 

工場などの多くにはよく塗床の色に緑色をチョイスすることがあります。

緑色は清潔感のある穏やかな色で、白色とは異なり落下物なども見つけやすい色です。

 

食品関係をはじめとする工場の多くで導入されており、艶のある緑色は仕上がりも大変好印象に仕上がります。

 

壁の色を白色やグレーを基調にしたものにしておくことで、床と壁に境界線も生まれます。

空間の全ての色が統一色だと床と壁の色が判別できず、作業効率が落ちてしまうと言われています。

 

空間設計を行う際には色を変えることで視覚にメリハリが生まれ、注意喚起につなげることもできます。

 

塗床に危険意識を持たせる効果もある

工場の中には塗床を単色による施工だけではなく、横断歩道のようにメリハリのある塗装を行うケースもあります。

 

1つの空間の中で作業工程が混在している場合には、塗床にアレンジを行うことで作業を視覚的に分けることもおすすめです。

 

塗床は1つの色しか濡れないわけではないので、デザイン性を持たせたい場合には複数の色で床を分けて施工してみましょう。

 

作業効率を優先する場合は色以外にももちろん配慮を

さてここまでは色の持つ効果を中心に塗床の解説を行いましたが、実際に塗床を施工する場合には塗料の性質を環境に合わせてチョイスすることも忘れてはいけません。

 

塗料には色んな性質があり、耐火性に優れているものや耐水性に優れているものなどがあります。

こうした性能は建物内の用途に合わせて選択する必要があります。

 

塗料の種類によっては高価な種類もあるのですが、安易に塗料を安いもの一択で施工してしまうと、結果として早期に床の下地部分を傷ませてしまい、大規模なリフォームを早く行う必要が生じてしまいます。

 

作業に合わせた塗料選びをすることが建物全体の延命にもつながるので、慎重に選びましょう。

 

塗床の色は清掃のしやすさもアップする

コンクリートの上に下地処理を行い、塗装を行う塗床ですが、塗床の色をこだわることで清掃のしやすさにもつながっています。

色をはっきりとさせておくことでごみが見つけやすくなるのです。

 

加えて、エポキシ樹脂の塗床などよくある塗床の施工の場合には、滑り止めの塗装もプラスすることで清掃のしやすさが飛躍的にアップします。

 

滑り止めは掃除のしにくさにつながると感じる場合もあるようですが、作業者の安全を守ることも重要です。

安全面にも配慮をしながら効率よく掃除が可能となります。

 

特に工場の中でも衛生面を保ちたい方の場合は、こうした意外な効果にも着目してから塗床の色や塗装方法を選択してみてください。

 

まとめ

今回は塗床の中でも色の面から解説を行いました。

 

塗床は決して単なる床の塗装ではなく、作業効率をアップし、視覚に刺激を与えることで危険予知につなげるなどの多種多様な効果を生み出しています。

 

塗床には色んな可能性があるので、是非この機会に導入をご検討ください。

効果的な塗装方法や色については、お気軽にお問い合わせください。

 

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