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塗床をクリヤーに仕上げる方法とは?塗料について詳しく解説します


 

下地のコンクリートを美しく仕上げる効果のある「塗床」は、床の美観を整えるだけでなく保護をする役割もあります。

 

工場を始めとして色んな建物の床に使われている塗床ですが、「クリヤー」と呼ばれる仕上げ方法があることはご存じでしょうか。今回はクリヤー仕上げに関して詳しく解説します。

 

クリヤーとは一体どんな仕上げ方法?

塗床には色んな塗装方法がありますが、今回注目したいのはクリヤーと呼ばれる仕上げ方法です。

 

これまでご紹介してきた塗床は、工場や病院などの大型施設におけるものが多かったのですが、塗床が活かされているのはそれだけではありません。

 

工場では床を熱や水から守るためにコーティングとして行われることが多く、色も作業効率を重視して選ぶことが基本でした。

 

では、クリヤーとは一体どんな仕上げ方法でしょうか。
クリヤー仕上げとはコンクリートの下地をそのままに活かす塗装方法です。

 

特に最近はおしゃれなインテリアショップやカフェスタンド、ファッション関係のセレクトショップなどでクリヤー塗装による仕上げが見られており、工場の塗床工事とは違った印象に仕上がります。

 

韓国風のカフェなどにもおしゃれなクリヤー仕上げが見られており、実は密やかに人気が高まっています。

 

では、塗床のクリヤー仕上げにはどんな魅力があるのでしょうか。

 

塗床のクリヤー仕上げの魅力とは

シンプルな仕上げに見えるクリヤーの仕上げですが、塗床としてはどんな魅力があるのでしょうか。

 

工場などで使われている塗床は機能性を先行しているのもあり、塗装の仕上げがおしゃれでシンプルなものとは限りません。

 

作業効率を重視しているのでどうしても仕上げがクールな印象とは限らないのです。

 

一方で塗床のクリヤー仕上げはコンクリートの風合いをそのまま活用する塗装方法なので、とってもクールな印象に仕上がります。

 

クリヤーだからこそできるシンプルな風合いは若年層世代向けのショップにも多用されているのです。

 

コンクリートの傷や持ち味などもあえて見せるクリヤー仕上げは素材そのものを楽しむシンプルな料理のような良さがあります。

 

クリヤー仕上げには弱点もある

シンプルでクールな印象のクリヤー仕上げですが、弱点もあります。

クリヤー仕上げの魅力は素材そのままの風合いを生かす透明さにあります。

 

つまり、元々のコンクリートの素地がダイレクトに剥き出しとなるため、傷や汚れがある場合は全面に強調されるような塗装なのです。

 

また、工場などの塗床に使われる塗装よりも薄い仕上がりになるため、塗床の中では強度が弱いとも言えます。

 

分厚く何度もコーティングして仕上げる塗床とは異なるので、コンクリートの素地を強力に守りたい作業場などの塗装には不向きとも言えます。

 

クリヤー塗装が似合う場所と、機能性としては劣ると感じる場所があります。

 

クリヤー塗装をご検討の際には施工場所の用途がクリヤー塗装に向いているかどうかを十分に検討しておきましょう。

 

クリヤーにもいろんなクリヤーがある?

クリヤー仕上げに使われる塗料はただの透明、という印象がありますが実はそうではありません。

クリヤー塗料とされるものにも色んな種類があります。

 

まず、種類は2つに分けることができ、1つは艶があるタイプ、もう1つは艶の無いタイプです。

 

飲食店の塗床などでクールだけど清涼感のある雰囲気に仕上げたい場合には艶のあるものがおすすめです。

 

コーティング感もはっきりと出るので、コンクリート上にワックスをかけたような美しい仕上がりが期待できます。

 

また、マットでスタイリッシュなセレクトショップを演出したい場合には、艶の無いシンプルなクリヤー塗料を使うことがおすすめです。

 

マットな印象のコンクリートは良い意味で緊張感のある空間に仕上げることができます。

もちろん艶が無くてもコンクリートを保護する目的は十分に果たすことができますよ。

 

工場などの設備にも使えるクリヤー塗料もある

コンクリートのクリヤー仕上げはシンプルさやデザイン性が強調されるため、カフェをはじめとする店舗塗装に多く施工されていますが、その一方で工場にも多数のクリヤー仕上げが導入されています。

 

工場内を多く走るフォークリフトの重さにも耐えられるものも多く、抗菌効果が付加されているクリヤー塗料もあります。

 

工場向けのクリヤー塗料は着色ありのものを透明化しており、シンプルながら強度もバッチリ兼ね備えていることが大きな特徴です。

 

コンクリートを半永久的に強化できる塗装もありますので、工場だからと言ってクリヤー仕上げを避けるべきとは限らないのです。

 

色んな塗料があり、水性で塗りやすいものも多数あるので、工場の用途に合わせてクリヤー塗料も視野に施工をご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

土間クリヤーとはどんな施工?

クリヤーな仕上げの中には「土間クリヤー」と呼ばれる施工もあります。

では、土間クリヤーの概要とはどのようなものでしょうか。

 

例として、小型の店舗などでは土間塗り床と呼ばれる施工が行われることがあります。

土間部分にあたる箇所へクリヤー塗料を施工する方法です。

 

土間は素材をしっかりと見極めて施工を行う必要があり、塗料選びや施工方法も慎重に検討する必要があります。

 

小さな店舗で小さな土間であっても手を抜いてしまうと床に接着ができないため慎重にセレクトを行う必要があります。

 

美しく濡れたような印象に仕上げることもできるので、ご自宅の土間部分をクリヤーに仕上げることも可能です。

 

ただし、施工実績が豊富な塗床業者への依頼が大切です。

クリヤー仕上げは意外とトラブルが多いという側面もあります。

 

例として、古い建物の床材をきちんと判断せずにクリヤー塗料を塗ってしまうと、防塵塗料に含まれる素材によって接着剤を溶かしてしまうという事態も想定されます。

 

中古の建物を新たにリノベーションする際などに施工を行う場合には、床を切削する必要があるケースも散見されます。

 

きちんと現場を確認しながら施工を行う必要があるので注意しましょう。

 

古いコンクリートをクリヤーに仕上げると、ニューヨークのSOHOスタイルのような印象に仕上がり、とってもおしゃれになりますよ。

 

まとめ

今回の記事では、今話題のクリヤー仕上げに関して詳しく紹介しました。

 

クリヤー仕上げはおしゃれな店舗を中心に人気が拡大しており、気になる方も多いのではないでしょうか。

 

工場向けのわかりやすい塗料とはまた違った魅力があり、下地をそのまま活かす面白さもあります。

クリヤーだからこそ楽しめるオリジナルな仕上がりを、ぜひ体験してみてくださいね。

 

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