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塗床には耐熱の効果もありますか?どのような施工内容かご紹介


 

工場などの床面を塗装によって仕上げている塗床という工事はご存じでしょうか。

 

鮮やかなカラーから無機質なホワイトまで、色んな仕上げがありますが、塗床は目的があってコンクリートの下地を塗装によって完成させています。

 

この記事では塗床工事の耐熱効果に注目してお送りしますので、是非ご一読ください。

 

塗床工事の目的とは

コンクリートの下地の上を塗装する塗床工事はどんな目的があって行われているのでしょうか。
この項では塗床工事の目的を3つに分けて解説します。

 

コンクリートの保護、耐久性アップ

工場などをはじめとする大型の建物は、コンクリートを使って仕上げられています。

 

頑丈で耐久性の高いコンクリートですが、その一方で使用をしていると劣化によってひび割れが進行することがあります。
コンクリートのひび割れは危険で、工場作業の内容に寄ってはケガや事故招いてしまう可能性があります。

 

そこで、コンクリートの保護を目的として塗床工事が実施されています。
下地部分のコンクリートを保護するために塗料の散布や塗り付けを行います。

 

塗装によって手厚く床面をコーティングすることで、床の寿命も長くなるのです。

 

耐水性を高める

工場などではさまざまな作業が行われていますが、作業内容によってはたくさんの水を使用します。
コンクリートの舗装のままですと水はけが悪く、作業効率も良くありません。

 

しかし、耐水性のある塗料で塗床工事を仕上げれば艶のある水はけの良い床に仕上がります。
コンクリートの特性だけでは補いきれない部分を塗料の特性によって補うことができるのです。

 

防音性を高める

工場など塗床が行われる場所によっては騒音が激しく発生する工事が行われます。
振動も大きいため音が床に響くことも多いのです。

 

工場によっては防音性も求められることがあるため、音を吸着する効果のある塗装が行われます。
フォークリフトの走行なども多い工場では、塗料に防音が求められることも多いのですね。

 

耐熱性も高まる

塗床工事には色んなメリットがありますが、塗料の種類によっては耐熱性も追求できます。
塗料は熱に弱いイメージがあるかもしれませんが、塗料の仕上がりによっては耐熱性を高めることができるのです。

 

工場の床面をあらゆる方向から塗料の施工によってパワーアップできることが塗床工事の魅力ですね。

 

塗床工事の耐熱性とはどのようなもの?詳しく解説

塗床工事のメリットには耐久性や耐水性が挙げられますが、ここからは耐熱性に焦点を当てていきましょう。

 

塗床工事は塗料に色んな効果を求められますが、その中でも食品加工工場などでは塗料に対して「耐熱性」が求められます。
工場の用途によっては熱水や油を日々大量に使用しているため、床に耐熱性が無ければすぐに劣化してしまうからなのです。

 

そこで、耐熱性のある床への塗料が施工されています。耐熱性のある塗料の特徴とは以下のとおりです。

 

水性耐熱の塗料とは

耐熱性が必要とされる工場では、水性系の塗料が積極的に使われています。
水性系塗料は臭いが無く燃えにくい塗料があるため塗床工事に広く使われているのです。

 

厨房や食品加工工場を中心に施工がなされているため、抗菌性にも優れています。
熱に強い床が欲しいと思ったら、水性の塗料をチョイスすることになります。

 

例として、ある耐熱性塗料は非トルエン系として重宝されており、厨房などの床面施工に使用されています。
臭いも少ないという特徴もあるほか、耐薬品性にも優れているのが大きな特徴です。

 

コンクリートだけの床よりも飛躍的に機能性が向上するため、熱を使う工場ではほぼ塗床工事が行われていると言っても過言ではないでしょう。

 

火災などのトラブルから工場はもちろんのこと、人を守る効果もあります。

 

塗床工事の施工方法はどれも同じ?

塗床工事には床面の作業効率をアップさせる効果がありますが、施工方法はどれも同じなのでしょうか。

 

塗床工事は単純に床面を塗料で塗るだけではありません。
事前にコンクリートの床面の状態を確認し、そこからどんな塗料が適しているのか判断します。

 

塗料によっては下地の工程数も異なっており、工事日数も異なります。
例えば、塗床の施工の際に使われる塗料には無機系塗料と有機系塗料の2つのカテゴリーがあります。

 

無機系塗料の場合には耐火性に優れているという特徴がありますが、有機系塗料は燃えやすいという特徴があります。

 

工場の用途によって耐熱性が求められる場合にはこの段階で無機系塗料をチョイスすることになります。
つまり、施工方法はどれも同じではないのです。

 

塗床工事を検討すべき工場や建物とは

塗床工事はコンクリートによる工事に上乗せするようにして工事を実施する必要があるため、工場や建物の管理者の中にはできるだけコストを削減したいとの思いから塗床工事を行わない方針の方もいます。

 

もしくは、以前に塗床工事を実施後から経年劣化が進んでいるものの再塗装は見送っている方もいます。
確かに塗床工事はコストのかかる工事であり、塗料の種類によっては施工費用も高くなることがあります。

 

しかし、塗床を検討すべき工場や建物があるのも事実です。

 

では、どんな工場や建物は今こそ塗床工事を検討すべきでしょうか。
今こそ塗床を根本的に検証し直してみましょう。

 

薬品や油などを使う場所

塗床工事を行うメリットは床を塗料にてコーティングすることで作業効率がアップする、と言うことです。

 

厨房などに耐熱性の塗料が採用されるのも、床に必要以上に意識を傾けなくても調理作業に集中できるというメリットがあります。

 

同じように、工場内で頻繁に薬品を使う作業がある場合には薬品に床が反応してしまったり、万が一こぼした際に床材であるコンクリートに浸透させないために塗床工事が必須となっています。

 

薬品をすぐに除去できるように耐水性のある塗床に仕上げておけばトラブルに発展しません。

 

美観が必要な箇所

塗床は機能性を高めるための塗装工事ではありますが、美観の保護につながる工事でもあります。
塗床に使われる塗料には色んな種類があり、色も豊富です。

 

もちろん、工場や建物の用途に合わせて色をチョイスする必要がありますが、美観の保護を目的に使用することもできます。
エントランスなど建物内で人を迎える箇所にも塗床工事を行うことがおすすめです。

 

まとめ

この記事では塗床工事に耐熱性に関する機能にスポットを当てて詳しく解説しました。

 

塗床工事を既に実施の方も、これから塗装をお考えの方も、塗料や施工方法に関してはお気軽に専門業者へご相談ください。
用途に合わせたベストな塗料をご紹介の上、美しい塗床工事の施工を完成させます。

 

茨城市の塗床・防水工事・塗装は「株式会社AIM」にお任せ ください。


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